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名盤 ブルックナー:交響曲第7番【67】 パーヴォ・ヤルヴィ

話題としては少々遅いのですが、
第18回ショパン国際ピアノコンクールの入賞者が決定しましたね。

1位 ブルース・リウ (カナダ)
2位 アレクサンデル・ガジェヴ (イタリア・スロベニア) 反田恭平(日本)
3位 マルティン・ガルシア・ガルシア (スペイン)
4位 小林愛実(日本) ヤクブ・クシュリク (ポーランド)
5位 レオノラ・アルメリーニ (イタリア)
6位 ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カナダ)

仕事中にYahoo!のニュースで知って感動しました。

特に小林愛実さんは前回のコンクールでは入賞できなかったので、
心から良かったと思います。

もうひとつ、私が興味をもったのは使用された楽器でした。

Bruce(Xiaoyu) Liu ファツィオリ
Alexander Gadjiev カワイ
反田恭平 スタインウェイ479
Martin Garcia Garcia ファツィオリ
小林愛実 スタインウェイ479
Jakub Kuszlik スタインウェイ479
Leonora Armellini ファツィオリ
J J Jun Li Bui カワイ

ファツィオリ強し! カワイも頑張ってますね!



ヤルヴィブル7
フランクフルト放送交響楽団
Paavo Järvi
2006年11月22-24日
フランクフルト,アルテ・オーパー

「若きパーヴォブルックナーに出会ったときの衝撃は大きく、『音楽監督のポストを得たら絶対にブルックナーを指揮する』という決意を固めたほどであったという」(レコード芸術2021年9月号090頁。

そんなパーヴォヤルヴィブルックナー交響曲全集(第0番~第9番)の中から交響曲第7番第2楽章を聴いてみます。

第1主題、テューバを主体とする部分は厳かに重々しく始まります。弦が中心となる部分は感情がこもっており、よく彫琢されており、興味が尽きません。

第2主題はやや速めのテンポで気持ちの切り替えが上手であり、旋律の歌わせ方が個性的で面白いと感じました。成功しているかは別としてチャレンジ精神が旺盛です。

第1主題の再現は、いろいろと発見があり、新鮮です。細かいところまで実用によく気を配った演奏であると思います。パーヴォにはこの曲はこうあるべきという確かな理想があり、それを100%音に変えるフランクフルト放送響はよく健闘していると言えます。

第2主題の再現は、きりっと引き締まっていてスタイリッシュです。綿密なリハーサルがなければこのような演奏は不可能でしょう。

第1主題の2回目の再現は、このようなバランスの良い演奏はなかなか聴けるものではなく、その解釈は興味が尽きることがありません。ハ長調の頂点はシンバル、トライアングル、ティンパニ入りです。

頂点に続くコラールの部分は、スケールが大きく、それとは対照的に弦と木管を主体とする部分はしっとりと進行していきます。

さすがパーヴォヤルヴィで、全く平凡な演奏ではありませんでしたが、それが必ずしも感動的な演奏には至っていないのが惜しまれます。しかし、改めてパーヴォはすごいと思いました。

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